12月の灯
2階家の小さな窓に控えめに灯した電飾に
小さな女の子が「あのお家きれい」とママに言う
車の影でわたしは頬を染める
心を灯す12月の灯

新しい家に越してから冬が好きになった
育った家は凍えるほど寒くて
布団の中で着替える朝が大嫌い
風呂が無ければ越冬は無理だと思った

小さい時の記憶は
もっともっと冬が寒くて もっともっと夏が暑い
指先のあかぎれや 日焼けの水膨れはもうない
けれど あのとき体中で季節を感じた

10かそこらの時 イブの日に寝ながら干し柿を食べていて
その晩腸に来る風邪を引く
ごちそうもケーキも一口も食べれず
関係ないのに干し柿を恨んだ

リカちゃんハウスが欲しいと手紙に書いて
朝枕元にあったのはパチもんのお人形ハウスだった
子供だって欲しいものなら違いくらいわかる
諦めを覚え 世の中を恨んだ

一昨年はクリスマスツリーを枯らした
今年は危うくポインセチアをだめにするところだった
ガーデニングには向いていない

いろいろなことを思い出す12月のやさしい灯がわたしは好き
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by iam_nanae | 2005-12-05 10:33 | life
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感ジルコトを気ままに綴ります
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